外付けハードディスクの比較

外付けハードディスクドライブ(HDD)のスペック(性能)を比較する場合、一番大切なのは容量です。
2008年現在、HDDの容量は1TB(テラバイト)程度の製品が出ていますが、価格もそれなりに高額なので、初心者にはあまりオススメできません。
最初に購入する外付けハードディスクなら、最低300GBあれば大丈夫でしょう。

次に比較するべきポイントは、転送速度。
これは、大きなファイルをコピーしたり移動するときに時間がかかるかかからないかに関係してきます。
転送速度は、接続インターフェースにより、その速度が大きく変わってきます。

現在使われている接続インターフェースの規格は「SATA」「USB」「IEEE1394」などが主に挙げられます。
中でも「USB2.0」「IEEE1394」の転送速度はほぼ同じなので、あまり気にする必要はありません。
現在発売されているパソコンには、ほぼ「USB2.0」が搭載されています。
ただし、古いパソコンは「USB1.1」なので、転送速度がかなり遅くなるので、注意が必要です。
SATAは、外付けHDDの書き込み速度がかなり早くなりますが、別途専用ケーブルを購入する必要があります。

そのため、普通に使うのであれば「USB2.0」を選んでおけば、間違いはありません。
私が購入するハードディスクも、いつも「USB2.0」で接続しています。

また、外付けハードディスクをバックアップ用に購入するのであれば、バックアップ機能も比較する必要があります。
大切なデータを保護したいのであれば、RAID対応の製品を選びましょう。
ただし、RAID対応のハードディスクでも、データを完全に保護することはできないため、やはり手動でこまめにバックアップを行う必要は出てきてしまいます。

その他、比較すべき点は、ハードディスク本体の大きさ、静音性、冷却性能も注意して見るようにしましょう。
冷却性能は、ハードディスクを長時間使う場合には重要になってきます。
最近では、外箱にアルミを使い、放熱ファンがなくても冷却性能が高く、静音性が高い製品が売れているようです。

もし、迷ってしまった場合は、お店の店員さんに何でも質問するようにしましょう。
パソコン売り場の店員さんは、パソコンに詳しいことが多いので、オススメの製品を教えてくれます。
私も初心者の頃は、お店に行くと必ず店員さんにあれこれと質問をしていました。

Page Top

inserted by FC2 system